壁の隙間をふさいでみた ~ 初めてのコーキング&発泡ウレタンスプレー

注意

この記事は、壁の隙間をふさぐために、ど素人が初めてコーキング&発泡ウレタンスプレーを体験したお話です。

ここに書かれている作業内容が適切なものである保証はありません。というかマネしないほうが良いレベルだと思います。
(;^_^A

初めてのコーキング

目的

我が家の庭にあるボロのプレハブ小屋。建ててからもう19年目くらい。全体がゆがみ始めていて、壁のあっちこっちに隙間がある。

遠くない将来、小屋をとっぱらうか建て直さなければならないと思ってるけど、もつ間はもたせたい!!

隙間から害虫とかが入り込んで住み着かれたりすると厄介だ。

だいぶ前に角材を打ち付けて隙間をふさいだり、ガムテープでふさいだりしたこともあったけど、そのときふさげなかった隙間が残ってる。

どうやって隙間をふさいだら良いかとネット検索してみたら、「シリコーンシール」とか「コーキングガン」とかの言葉がヒットした。

で、アマゾンで見つけたのがこれ。

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準備

さっそく注文して届いたのがこちら。大きさ比較のためにスマホを置いてます。

この、「ガン」の形状・・・そして砲弾のようなシリコーンシール(コーキング剤)。

ちょっぴりワクワクしてきました。

 

さて、セッティングしてみましょう。まず赤丸の部分を指で押さえながら後部の棒を後ろのほうに引きます。

たしか商品に付いていた説明には、赤丸部分を「押す」と書いてあったと思いますが、「押さえる」のほうが適切だと思います。

 

で、砲弾、いやシリンダーを、ガンの横から入れます。

赤丸のところにでっぱりがあるので、シリンダーが横に飛び出さないように固定されます。

シリンダーの底部に軽くタッチするまで後部の棒を押します。

ノズルの先をナイフなどで切り取ります(ケガをしないよう十分注意!)。

切れました。

注意

切り落としたノズルの先っぽは捨てないでください。コーキング剤を使い切れずに残った場合、保管するときに使用します(後述)。

シリンダーのノズルをクルクルまわして取り外します。

シリンダーの口のところが薄い膜でふさがれているので、先のとがったもの等で膜を破ります。

膜を破ったら、ノズルを再び取り付けます。

MEMO

シリンダーのノズルの先端を切る前に、ノズルの先端で突いて膜を破る方法もあるようです。

また、人によっては、シリンダーをガンに装着する前に、シリンダーの膜を破ってノズルの先を切ることもあるようです。

実践

準備ができました。ガンの引き金をひけばコーキング剤が出ます。

さっそく、壁の隙間をふさごうとして引き金をひいてみました。が。

・・・あれ? 思ったよりも隙間が大きい・・・。これじゃダメだな。ふさがらない。
(~_~;)

ネットの記事を見たら「隙間が大きい場合は、まず木材や発泡スチロールなどである程度ふさいでからコーキング剤でふさぐと良い」と書いてありました。

適当な木材ないかな?・・・発泡スチロールないかな?・・・と周りを見回してみましたが・・・ない! どうすんべぇ?!

ん? これ使えないかな?

100円ショップで買った突っ張り棒です。これでだいぶ隙間が小さくなりました。

・・・読者の冷たい視線を感じますが、私けっこう面の皮が厚いので気になりません。続けます。

再び、コーキング剤発射!!(ウニュルニュルニュル・・・って感じで剤が出てきます)

・・・あなたは今こんな気持ちではありませんか?

  • あきれている
  • 腹立たしい
  • 残念
  • かわいそう
  • より適切なやり方を教えてやりたい
  • 「やっちまったな!」

でもいいんです。安心してください。私は満足です。

とりあえず、とりあえずなんとかなれば、いいんです。見た目にもこだわりません。

 

MEMO

コーキング剤を噴射したあとをキレイに仕上げたい場合は、それ用のヘラがあるようです。

 

ところでコーキング剤を発射した後のシリンダーの底部って、前方に向かって移動するんですね。

「当たり前だろ」と言われそうですが、でも、初めてこのシリンダーを見たとき、底部が固定されてて動きそうにないように見えたので「どういう原理で剤が出るんだろう?」と不思議だったんですよ。

残ったコーキング剤の保管

シリンダー内のコーキング剤を使い切らず残った場合、次のようにして保管すると良いようです。

まず、切り落としたノズルの先っぽを逆さまにしてノズルの穴に差し込みます。空気が入らないようにシッカリ差し込むのが良いようです。

養生テープなどで(空気が入らないようにピッタリ)固定します。

以上です。

切り落としたノズルの先を捨ててしまった場合でも、いろいろな保管方法がネットでは紹介されているようです。

ノズルの穴にヒートンやネジをねじ込むという方法もありました。

ヒートン

ヒートン

他にも色々なやり方があるようですが、いずれの場合も「空気を入れない」というのがポイントのようですね。

 

小屋にはまだ大きな隙間が残ってるので、後日、「発泡ウレタンスプレー」というものを試してみるつもりです。

初めての発泡ウレタンスプレー

後日、注文しておいた発泡ウレタンスプレーが届きました。

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ノズルが2つ付属してます。

ノズルを装着したところ。

 

注意

発泡ウレタンスプレーを使うときは、保護メガネ・マスク・手袋などを装着して、汚れてもよい服装で作業しましょう。

発砲ウレタンが目や口に入ると危険です!

 

最初のターゲットはボロ小屋の床と壁の隙間です(下の写真)。ここに発泡ウレタンを噴射!!

 

ぶしゅぅ~っ!!っと、ムース状の泡が大量に出てきて、あっという間に隙間が埋まりました。

 

次は天井と壁の間の隙間です。(棚に乗せてあるジョウロの先が写ってますが気にしないでください)

 

再び、ぶしゅぅ~っ!!

大きめの隙間を埋めるには便利ですね。

 

発泡ウレタンは短時間で固まりました。

下のビデオは、小屋の外側に漏れ出た発泡ウレタンの様子です。噴射から約1時間30分後。

 

下のビデオは、ブルーシートの上に落ちた発泡ウレタンの塊です。ブルーシートにはくっつかず簡単に剥がれました。これも約1時間30分後のもの。

 

発泡ウレタンスプレー(缶タイプ)は1回で使い切るべし

実は、発泡ウレタンスプレーを使ってる途中で(缶の中身を使い切ってない状態で)ほんの少しのあいだ作業を中断したら、スプレーのノズルの中でウレタンが固まり始めて詰まってしまいました(ノズルの根本も詰まったかな?)。噴射しようとしても「プスっ、プスぅ~・・・」と残念な音がするだけ。

 

「どうやったらまた使えるようになるのかな?」とネット検索して調べたんですが、缶スプレータイプの発泡ウレタンは(できれば中断せずに一気に)1回で使い切らなければならないとのことでした。これは知らんかった。

 

従って、大きい容量のスプレー缶を購入するよりも(必要に応じて)容量の少ない缶を複数購入するほうが良いようです。

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