私はもともとアトピー対策の1つとしてウォーキングを始めたんですが、それからもう3年が過ぎました。
というわけで、ここらで、ウォーキングで役に立った私のお勧めグッズを紹介したいと思います。
30分以上のウォーキングをする場合にお勧めしたいグッズです。
靴
靴そのものは「お勧め」というより「必須」のアイテムですが、足に合わない靴をはくと足を痛めてしまいます。靴は慎重に選んだほうが良いでしょう。
私はいくつか履いて歩き比べてみましたが、現在のお気に入りは「アシックス ハダシウォーカー」です。
軽くて、足へのフィット感が良く、ファスナー付きなので脱ぎ履きが楽です。すでにリピート買いしてます。いま履いてるのがダメになったら、次回もたぶんこれ買います。
帽子(ハット)
夏に太陽の下を歩くときは熱中症対策として、紫外線対策として、必須です。通気性の良いものが良いですね。
また、帽子のツバは日光が横から射して眩しいときの日よけになり、簡易的な雨除け・風除けにもなります。
硬いものから頭を守る効果もある程度期待できますね。
そこでお勧めしたいのがゴアテックス素材の帽子(ハット)です。
ゴアテックス素材のウリは、「雨は通さず湿気は通す」です。ぜひお試しください。
あ、頭のサイズはよく確認してから注文したほうが良いですよ。もしもサイズが合わなかった場合、アマゾンなら返品もできると思いますが(念のため返品を想定して丁寧に梱包を解きましょう)。
スマホ
言うまでもない・・・ですね?
「オレはガラケー派だ!」とか、スマホもガラケーも使わないという方もおられると思いますが、スマホでできることの一部を挙げてみましょう。
- 天気予報アプリ(急な雨雲の接近を通知してくれたり、落雷状況を確認できる)
- グーグルマップ(今日は行ったことがないこっちの道を歩いてみようか・・・なんてときに)
- スマホ決済(現金不要)
- 写真を撮れる
- 時計
- 歩きながら外国語を勉強したり、音楽を聴いたり(※イヤホンで両耳をふさがないように)
- 連絡手段(電話、メール、ライン…)
- ニュース速報の通知を受ける
- 現在住所表示アプリ(足をくじいて歩けなくなったとき迎えに来てもらったり、事故・事件に遭遇したときに場所を通報したり)
- 非常用ライトとして利用可能
ちょっと思いついただけでもこれだけありました。他にもありそうですね。
イヤホン(ヘッドセット)
英語のリスニングをしたり、音楽を聴きながら歩いたりするときに。
イヤホンで両耳をふさいで歩いたり、大音量で聴いたりするのは危険ですからやめましょう(車の接近や、不審者の接近、周囲の状況が分かりにくくなる)。
「今日は左耳」「明日は右耳」というように交互に片方の耳で聴くのがお勧めですが、そんな使い方にピッタリなのがこちらのイヤホンです。
「完全独立型イヤホン」って言われるタイプですね。
「完全独立型イヤホン」は、片方が親機でもう片方が子機になっている場合が多いのですが、このイヤホンはそのような親子関係になっていないので、片方だけを持って外出することもできます。
充電ケースからイヤホンを2個取り出せばステレオモード(両耳モード)に、1個のみ取り出せばモノモード(片耳モード)に、自動的に切り替わります(手動での切り替えも可能です)。
私も買ってみましたが良い感じです。
コードが無いので、どこかに絡まったり引っ掛かったりする不安がありません。
それから、以前はイヤホンの電源を毎回手動でオン・オフしていたんですが、このイヤホンは充電ケースから出すとオンになり、ケースに入れるとオフになる点も便利です。
さらに言うと、以前のイヤホンは充電するために USB ケーブルをイヤホンにつなぐのがちょっぴり手間だったのですが、このイヤホンは充電ケースに入れるだけで充電が始まります。
反射バンド
反射バンドもいろいろありますが、これ良いですよ。
薄っぺらくてやわらかい素材なので、使わないときはポケットに入れておくことができるし、軽いし、腕につけてもほとんど違和感がありません。
中途半端にしっかりした素材のバンドだと、しまう場所に困るし、腕に付けると違和感があったり痛かったりしますからね。
マジックテープ式。長さ35cm、幅4.5cm。
細めまたは平均的な太さの腕、手首、足首などに付けられます。
筋肉モリモリの腕に付けるには(1つでは)長さが足りないと思いますが、マジックテープ式なので2つをつなげて使うこともできます。その場合は筋肉モリモリの腕でも付けられます!
ところでこの手のバンドって、自分では反射してるか分かりにくいんですよね。ちょっと離れてライトを当ててみると分かります。
ライトなし | ライト照射 |
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ちなみに以前はこちらの LED 式を使ってました。
光の色はとてもきれいです。
でも腕とかに付けるには違和感があって・・・私はリュックの背中とかショルダーハーネス(ベルト)に結び付けて使ってました。
バッグ
ウェストポーチ
ウォーキングのときに少量の小物を携帯したいときはウェストポーチが便利ですね。
リュック
ウォーキングのときに少し多め・大きめの荷物を携帯したいときはリュックを使いましょう。途中で買い物をしたいときにも便利です。背中にかつぐと重さを感じにくいメリットもあります。
必要なものをサッと取り出せる外ポケットが複数あるものがお勧めです。上の写真のように伸縮性のある網ポケットがあると特に便利ですね。
あまり大きすぎない、使いやすい大きさのものを選びましょう。
スマホポーチ
リュックのショルダーハーネス(ベルト)や、ウェストベルトなどに取り付けられるスマホポーチ。
私はここにスマホ、小銭ホルダー、ポケットティッシュを入れてます。必要なときにサッと出し入れできて便利です。
ライト
暗い道を照らすだけでなく、対向車などに自分の存在を示して衝突の危険を回避することもできます。
ちなみにスマホをライトとして使用できるアプリがありますが、ウォーキング用としては暗すぎます。
手持ちライト
短距離の暗いところをたまに歩く程度なら、下図のようなライトで十分です。
単三電池1本で使用でき、軽いです(予備電池の携帯もお勧めします)。
私はこのライトにゴム紐を付けて、使用するときは落とさないように手首に引っかけてます。
小さめの私の手の中にも納まる大きさ。
こちらはもっと強力なライトですが、明るさを調整できるので通常使用のライトとしても使えます。USB 充電できます。
キャップライト
もしも、暗い道を連続して長時間歩かなければならないときや、ライトを手に持ちたくないという場合は、帽子のツバなどに装着できるキャップライト(キャップランプ、ハットライト)がお勧めです。
ただ、キャップライトの光量は、ウォーキング用としては控えめなものが多いので注意してください(歩くには困らない明るさなのですが、私は物足りなく感じました)。
バンド紐が付属しているライトも多いようです。
工夫次第ではキャップ以外のところにも装着可能です。私はリュックのチェストベルト(チェストストラップ )に装着しています。
ちなみに、チェストベルトは単体でも販売されているので、チェストベルトが無いリュックにも付けることができます。
キャップライトの種類によっては(角度調整ができなかったり、調整幅が小さかったりして)チェストベルトへの装着に不向きな場合があるので注意してください。
チェストライト(ネックライト)
キャップライト同様、チェストライト(ネックライト)も手に持つ必要がないので便利です。首にぶらさげて使用します。
こちらのチェストライトはもともと釣り用に開発された製品のようで、とても明るいようです。
「ハピソン」は、以前はパナソニック(旧ナショナル)の釣具事業のブランドでしたが、現在は山田電器工業株式会社が引き継いでいるそうです。
その後、ハピソンのチェストライトを実際に買って試してみたところ、明るさは十分でした。重量は170gで、初めて首にかけたときは少し重さを感じましたが、すぐに慣れました。お勧めです。
集光モードと散光モードがありますが、ウォーキングには散光モードが良いと思います。また、首ヒモを短めに留めたほうが歩行中も安定するようです。
ヘッドライト
ヘッドライトには下記のようなメリットがあります。
- 強い光を照射できるものが多い
- 両手が自由に使える
- 頭を動かすことで照射方向を変えられる
一方、下記のようなデメリットもあります。
- それなりの重量がある(最近は軽いのも多いでしょうか?)
- (持ち運ぶとき)かさばる
- 装着時、頭を締められる感じがする場合もある
- 帽子のツバに光が当たって見えにくいことがある
- ウォーキング用としてはちょっと大げさな感じがするかも(街中を歩くとき恥ずかしい?)
向こうから歩いてくる人や車などを強い光で驚かさないように気をつけましょう。
暗くて人通りの少ないルートはできるだけ避けるようにしましょう。特に女性は注意ですが、男性も油断できないご時世ですからね。
小銭ホルダー
自動販売機で飲み物を買ったり、現金しか使えないお店などで。
スマホにトラブルが起きてスマホ決済が利用できないときの非常手段としても。
折り畳み傘、傘ケース、レインウェア
ウォーキングしてると、雨が降ったりやんだりを繰り返すことがあります。そのたびに折り畳み傘を付属の袋に入れるのって結構面倒。
なので、大きめの傘ケースを用意して、適当に畳んだ傘をその傘ケースに適当に放り込むようにしたらラクチンになりました。
傘よりもレインウェアのほうをお好みの方もいるかもしれませんね。
カメラ
ウォーキング中に「おっ」と思った光景を写真に撮っておくと楽しいですよ。
スマホのカメラでも最初は十分かもしれませんが、しばらくすると専用のカメラが欲しくなるかもしれません。
そういうときは最新のカメラではなく、型落ち(旧機種)のものを探すと安くて良いものが見つかるかも。
その他の携帯物
お財布、お金
ウォーキングの途中で買い物したり、足を痛めて歩けなくなったときにタクシーを呼んだり。スマホ決済が使えないときの非常用に。
ポケットティッシュ
ヘックシュッ!!
ポケットウェットティッシュ
ころんで擦りむいたとき。手などが汚れたとき。野良猫をナデナデした後。
歩数計
1万歩ってどれくらい?
マスク
冬などは、マスクをすると口のまわりが暖かく、乾燥を防ぐこともできます。花粉対策、その他にも。
タオル、ハンカチ
雨に濡れたとき、汗を拭くとき。
ビニール袋
雨が土砂降りになったとき、濡れては困るものを入れたり。
夏用グッズ
水筒
夏の暑い中を歩くときに。
ご存知のように、近年の暑さは昔の暑さとは「別物」になっているらしいので、日中の猛暑の中を無理に歩くのは避けたほうが良いでしょう。十分注意してください。
暑い季節は、比較的涼しい早朝や夕方に歩くのが良いかもしれません。
これはスポーツ用の自転車に乗る人が、自転車に乗りながら使用するものみたいです。
ボトルの頭の部分をまわすことでロック/ロック解除できます。
ロックを解除して、ボトルのお尻を上に上げて、ボトルの口のところをくわえてチューっと吸うと中身が出てきます(歩きながら飲むのに便利!)。またはボトルのボディをグッと潰すように押しても中身が出てきます。
暑いときは一度にガブガブ飲むよりも、喉の渇きを感じる前に、20~30分間隔でこまめに飲むのが良いらしいです。
また、(ジュースとかではなく)水と氷を入れておけば、飲むだけではなく、暑いときには頭からかぶることもできます。
冬用グッズ
防寒用手袋
スマホ操作できるものが良いですね。
ただし、「スマホ操作可能」を謳ってる手袋でも(それが有名メーカーのものでも)、実際は思った通りにスマホが反応してくれない場合が多いようです。
おそらく多くのスマホには、手袋で操作しやすくするための機能(「手袋タッチ」など)が付いているので、その機能をオンにすると良いかもしれません。
または安い手袋を買って、手袋の指先部分(スマホを操作する指)を挟みで切り落としておくという方法もあります。
最初から切ってある手袋もあります。
ネックウォーマー
マフラーも良いのですが、歩くときに邪魔にならないネックウォーマーのほうがお勧めです。ボタン付きがお勧めです。
イヤーマフ(イヤーウォーマー)
ニット帽
おまけ:ウォーキング時の注意事項
トイレは済ませておく
歩いてる途中でお腹の調子が悪くなったり、(特に冬などは)オシッコがしたくなることもあります。
ウォーキングに出る前にトイレを済ませる癖を付け、ウォーキングの途中でいざとなったらかけこめる公共トイレをチェックしておきましょう。(スーパーなどのお店や公民館のトイレなどが使える場合もあります)
調子が悪いときに引き返すためのショートカット(近道)をチェックしておくのも良いと思います。
カミナリに遭遇したら
雷はウォーキングの大敵です。
ゴロゴロと音が聞こえるときはできるだけ外出しないようにしましょう。
最近はスマホで雷雲の位置をほぼリアルタイムで確認できます。空があやしいと思ったらチェックするようにしましょう。
もしもウォーキング中に雷雲が接近してきたり、雷の気配を感じたら、安全な場所にできるだけ急いで移動しましょう。
近くにビルなどのしっかりした建造物があるときはその中に逃げ込みましょう(中に入った場合でも壁からは離れること)。
車の中は安全だそうですが・・・ウォーキング中は難しそうですね。
木の下や軒下や東屋(あずまや。柱と天井だけの建造物)で雨宿りをするのは危険です。
高さ4m以上20mまでの建造物の頂点を見たとき45度になる位置は「保護範囲」と呼ばれ、ほぼ安全らしいです(木の近くはダメ)。
コンクリート製の電柱があれば避雷針の替わりになるらしいです(電柱から2mほど離れること)。ただし完全に接地されていない金属製の柱や、フエンスのそばはダメ。
周囲に何も無い広く開けた場所(田園など)で雷に襲われたときの最終手段は「雷しゃがみ」の姿勢をとることだそうです。
簡単に言うと、耳を両手でふさいで、できるだけ縮こまってしゃがんで、両足のかかとを上げます・・・って、この姿勢保つの大変!!
雷はより高いものの上に落ちる傾向があります。金属製のアクセサリーを外しても効果は無いそうです。
より詳しい情報については「雷 避け方」等のキーワードで検索してみてください。
番外編:ウォーキング時の防犯対策
念のため、ウォーキング時の防犯対策にも触れておきたいと思います。
心掛けておくべきこと
- なるべく明るい時間・場所を歩く。
- ある程度人通りのある道を歩く。
- イヤホンで両耳をふさがない、大音量にしない(不審者や自動車等の接近に気付きにくくなります)。
- 暗い道を歩くときはイヤホンをしない(イヤホンをしてる人をターゲットにする不審者がいるそうです)。
- 不審者に襲われたときは、決して戦おうとはしないで、逃げることを最優先してください。
そもそも不審者に襲われそうな場所は最初から歩かないようにすることが大切です。。。が、現実問題として、「暗くてさみしい道を歩かずにはウォーキングできないよ!」という人もいると思います(私がそうです。田舎に住んでるもので)。
防犯・護身グッズ
防犯ブザー
コンパクトな強力 LED ライト
不審者に襲われたときは、不審者の目に光を照射して逃げるという使い方ができます(いざとなったらライトの角で殴る・突くという手もありますが・・・)。
もちろん、光量を落として普通のライトとして使うこともできます。
相手に怪我をさせて過剰防衛に問われる可能性もあるので注意してください。
当サイトの管理人および関係者は責任を取れません。自己責任でお願いします。
私のおすすめ
私のおすすめは、強力 LED ライトと防犯ブザーの組み合わせです。
まず、強力 LED ライトと防犯ブザーを下の写真のようにくっ付けます。
そして暗い道などでは、下の写真のように、防犯ブザーを指にからめて持つようにすれば邪魔になりません(防犯ブザーをリュックなどにぶらさげるとブラブラして気になりますよね)。
もしも不審者があなたに狙いを付けた場合、まずあなたを上から下までよく観察する可能性が高いと思います。そのとき、あなたが硬そうなライトと防犯ブザー(らしきもの)を手に持っていることに不審者が気付けば、それが抑止力になると思います。
ひとつ注意事項ですが、防犯ブザーの本体を不審者に取られないように気をつけましょう。
たとえば下の写真のような付け方をすると、防犯ブザーの本体を不審者に奪われてしまう可能性があります。
不審者に防犯ブザーの本体を奪われてしまうと、遠くに投げられてしまったり、川や池の中に沈められてしまうかもしれず、役に立たない可能性があります。