ESET のセキュアブラウザが邪魔なとき

セキュリティソフトの ESET を使用しているが、ESET が自動的に開くセキュアブラウザが邪魔になることがある(下図は ESET がセキュアブラウザを開いたことを知らせる画面)。

たとえば、武蔵野銀行のインターネットバンキング「むさしのダイレクト」では、客に「PhishWall プレミアム」というフィッシング対策ソフトのインストールを促している。私はすでに「PhishWall プレミアム」をインストール済みだが、ESET がセキュアブラウザを開いてしまうと「むさしのダイレクト」が「PhishWall  プレミアム」を認識してくれずに文句を言う。

あるいは、新生銀行のインターネットバンキング「新生パワーダイレクト」の場合、ログイン画面のログインボタンをクリックすると ESET のセキュアブラウザが開いたあとに「ただいまご使用になれません。しばらくお待ちいただき再度ログインしてください。」というメッセージの画面になってしまうことがある。(その画面を一度閉じてからやり直すとうまくいくこともあるみたいだが、どうも動作が安定しない様子)

ESET のセキュアブラウザと相性の悪いインターネットバンキングではセキュアブラウザが開かないようにしたい。そうするには次のようにすれば良い。

まず実行中の ESET のアイコンを右クリックして「詳細設定」を選択する。

次に、画面の左で「インターネットバンキング保護」を選択し、画面の右で「保護されたWebサイト」の[編集]をクリック。

下図の画面で、ネットバンクごとにセキュアブラウザを使うかどうかを設定できる。設定したら[OK]をクリックする。

MEMO

新生銀行のネットバンクの場合、ログイン画面の URL「pdirecta08.shinseibank.com」の数字の部分がときどき変わることがある。従って、その URL ごとに何度か ESET の設定を繰り返す必要がある。または、あらかじめ pdirecta01.shinseibank.com ~ pdirecta10.shinseibank.com くらいまでの URL を ESET に追加設定しておくと良いかもしれない。

 

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