ストーマとは人工肛門または人工膀胱のことですが、この記事は人工肛門に関する事柄を書いたものです。
人によっては、または状況(お食事中など)によっては、不快とお感じになる表現がこの記事に含まれている可能性があります。
ご了解いただける方は続けてお読みくださいませ。
我が家での、私(弟)による姉のパウチの交換作業について、書いてみます。
姉は精神障碍者でもあるので自分でパウチ交換ができません。姉にとって交換手順が難しいようです。
パウチの一般的な交換手順については、検索すればたくさん記事が見つかると思いますので、そちらを参照してください。(というか、その必要がある人は、病院の看護師さん等から手順を教えてもらってますよね)
我が家の「処置室」のご紹介
最初はここに書いたようにやってたんですが、現在(2019年3月~)はやり方を変えています。
この記事の後半の「その後、処置方が変わりました」をご参照ください。
ここが我が家の「処置室」です。2階にある姉の寝室。ベランダに出る窓の横です。
姉を右に座らせて(寝かせて?)、私が左に座って処置します。
家のどこを「処置室」にするか考えたとき、「明るい場所」「外が見える場所」にしようと思いました。私はそれ(陰のイメージにしないこと)が非常に大切なこと(MUST)だと考えました。
それに、2階の寝室なので昼間は使っていないスペースですから、昼間にここでパウチ交換を行えば臭いもほとんど気になりません。1階にいる間に、窓を開けて換気をしておくこともできます。
まだ姉が入院しているとき、病院の処置室でパウチ交換を練習しましたが、そこでは複数の看護師さんたちと会話をしながら行いました。
思うんですが、自宅でも、(ちょっと極端な話だと思われるかもしれませんが)家族みんなでワイワイと雑談をしながら、パウチ交換したっていいのかも?って思います。
まぁ、現実的には、いろいろ難しい問題もあるでしょうが。。。
オストメイトになったご本人がそれを「隠すべきもの」という「陰」の方向に向かって、一人で悩まれたり悲しまれたりしているケースもあるようですが、そうなってはいけないと思いますし、そんな必要もないと思います。
自分の歯が差し歯になったって入れ歯になったって、誰も卑屈になる必要なんかありませんよね。同じことです。
話を戻しますが、処置をするときには、こうします。
角度を変えて見るとこんな感じ。
パウチを貼るときには、姉のお腹の皮膚が伸びた状態で貼るのが良いわけですが、普通の椅子だと毎回姉が(精神障害の影響で)前傾姿勢になってしまい、やりにくかったんですよ。
それで、後ろにゆったり寄り掛かれる椅子を探したら、上の写真のようなリクライニング可能な椅子(プチエステチェア)を見つけました。こういう椅子は、通常は数万円以上するみたいなんですが、メルカリで1万円程度で売られてるのを見つけて、即、購入しました。(運が良かったかな?)
ガーゼは3つの容器(100円ショップで買った)に分けてます。
左はお湯でしっかり濡らしてそのまま使うガーゼ、中央はお湯でちょっと濡らして泡ソープをつけて洗うガーゼ、右は乾いたガーゼです。
上の写真の左に写っているのは1分の砂時計です。
パウチを抑える時間を数えるために用意したのですが、看護師さんはこんなのは使わないですよね。「私たち、いつもテキトーにやってるわねー」と訪問看護の人に言われましたが、訪問看護の人が実際に砂時計を使ってみると、「1分って思ったより早いのねー!」と少し驚いていたようでした。
お湯は100円ショップで買った容器に、瞬間湯沸かし器で沸かしたお湯(ちょっと熱めのお風呂のお湯の温度)を入れて、サランラップで包んでます。
処置のときに、これを「処置室」に持って行って、ガーゼにお湯をたらしてます。
こちらはゴミ箱。
左は、防臭袋の「BOS」のLサイズを使ってます。剥がしたパウチとそのとき使った手袋をすぐに入れて、すぐに袋の先をシッカリと結びます。臭い対策として重要なのは、剥がしたパウチをできるだけ素早くビニール袋の中に密閉することですね。
中央は、ストーマ周辺の汚物を拭いたり洗浄したときのガーゼを入れます。袋は一般的な安いやつです。ストーマがキレイになったところで袋の先を結びます。
右は、その他のゴミを入れる袋です。
レジ袋を使ってる人も多いようですね。
ゴミ箱を畳に置いたままで作業すると、結構、腰に来ることが分かったので、台に乗せてあります。
処置中は、姉に下のアイマスクを付けてもらうことにしました。なるべく楽しくやりましょう。音楽もかけます。
黒いのはクッション。姉の胴体という想定です。赤いのはパンツ。
次回の処置では、ビニール袋の中にキッチンペーパーを入れて、それをパンツの中に挟んで処置をやってみようかなと考えています。このへんはまだ試行錯誤してます。
「部屋に臭いがつくのでは」という杞憂
まだ姉が入院してたとき、退院後は自宅で私が姉のパウチ交換をすることになったわけですが、そのときの心配事の1つとして、「部屋に臭いが付いたりしないかな?」というのがありました。
病院の処置室は天井に大きな換気扇が付いているので、そのせいですぐに臭いが消えるのかな~と思ってましたし。
近所の人から「うんちの臭いのする館」なんて呼ばれたら嫌だな~ (;^_^A なんて・・・(笑)。
でもそれは杞憂でした。
たとえば、あなたの家のトイレは、いつも悪臭がしているでしょうか? してないですよね? 前に使った人がトイレを出て、しばらく時間が経てば、臭いは消えてますよね?
もしも、いつも悪臭が漂っているとしたら、それはどこかに「現物」が残っているからではないでしょうか。悪臭の元が残っていたら、それは消臭剤でごまかしても、臭いを消すことは難しいでしょう。でも、定期的にちゃんと掃除をしているなら、そんなことは無いと思います。
パウチ交換の処置でも、短い時間は臭うことがあるかもしれませんが、適切に汚物を処理していれば、すぐに臭いは消えて無くなります。
パウチ交換のとき、私が臭いを感じたとしても、一瞬~数秒程度のことが多いですね。
念のため消臭スプレーをいくつか買っておいたのですが、たまにしか使ってません。
ちなみに、ネットでパウチ交換のやり方の記事を読んだら、「剥がしたパウチを二つ折りにして面板をくっ付ける」というテクニックが紹介されてましたが、それよりも(その時間をかけるよりも)すぐにパウチをビニール袋の中に密閉したほうが私は良いと思います。(パウチを密閉する袋が小さいときは折った方がいいのかな)
処置者が感じる臭いとその対策
前述のように、私(処置者)が臭いを感じるのは一瞬~数秒程度のことが多いのですが、それでも処置する人は不快感を感じるのでしょうか?
私の場合、鼻で感じたときに一瞬ですが「ん、来た」と思う程度。十分我慢できる範囲内ですが、決して良い臭いではないので、処置前にマスクに口臭スプレーみたいなものをシュッとかけてます。でもあまり効果は無い気がします。
看護師の人が処置前にマスクにシュッとしてる人は見たことがありませんが、調べてみると(やはり同じ人間ですから)中には苦手な人もいるようですね。
自分が臭いを嗅がないように完全に遮断するには、軍隊が使うような高性能の密閉型のマスクを使うしかないらしいですが、それは費用対効果の面から言っても大げさすぎます。。。
でも、何かお手軽にできる、良い方法があるならば知りたいところです。口呼吸はまだ試してないけど、口の中に空気を取り込むのもちょっと抵抗あるかな?(笑) 次回試してみようかな。
その後、処置の回数を重ねるに従って、マスクにシュッすることが少なくなってきました。臭いを感じるのは一瞬~数秒以内という感じなので、単純にシュッするのが面倒になってきたという感じでしょうか。
処置される者が感じる臭いとその対策
見落としてしまいがちな事かもしれませんが、処置されてる人が臭いで不快にならないように配慮することも重要です。
「自分の臭いだから気にならないだろう」なんて思うとしたら、それは間違ってますね(中には気にならない人もいるかもしれませんが)。嫌な臭いは、自分から出た臭いでも、やはり嫌な臭いです。できるだけ、みんなが、気分良く処置を終えられるようにしたいものです。
現実的な対策は、やはり、剥がしたパウチと使った手袋を速攻でビニール袋に密閉すること、ですかね。
その他の汚れたガーゼ等も、なるべく早く密閉したほうが良いでしょう。
他に何かできることがあるかなぁ・・・? 本人がそれほど気にならないなら良いと思いますけど。
ザ・マスター・オブ・パウチ交換
先日、ストーマ外来の先生のところに姉と一緒に行って診察を受けたら、その先生は私の目の前で、私の何倍ものスピードで姉のパウチ交換をしたのですが、そのとき驚いたテクニックが1つあります。
その先生は、使っていたゴム手袋を手から外しながら引っ張って広げて、その中に汚れたゴミをキレイに押し込んで包み、丸くなったそれをポイっと(専用の)ゴミ箱に捨てたのです。
わお。w(( ̄ ̄0 ̄ ̄))w
剥離剤は、ボトルタイプと個包装タイプと、どちらがお得?
剥離剤は、ボトルタイプと個包装タイプとどちらが値段的にお得か?
訪問看護の人に尋ねたら、速攻で「ボトルタイプ」というお返事でした。
でも、私はなんとなく引っ掛かってたんですよ。
それで、前述の「ザ・マスター・オブ・パウチ交換」にも聞いてみたら、やはり速攻で「個包装タイプ」というお返事が返ってきました。
マスターによると、「ボトルタイプだと、つい1回分を使いすぎてしまうから」ということでした。
私もなんとなくそんな気がしてたんですよね。
スプレータイプについては、予想通り、剥離液が出過ぎてしまうのでおサイフに優しくないとのことでした。
キャビロンの剥離剤とホリスターの剥離剤を比較(個包装タイプ)
姉が入院中に病院で使っていたのはキャビロンの剥離剤でした。その後、各社の剥離剤の値段を調べてみるとホリスター社の剥離剤のコスパが良さそうなので購入してみました。
包装から出して比較してみるとこんな感じです。
ホリスター(左)のは3.8cm×5cmで厚みが1mmくらい。横にして立てられるくらいしっかりしてます。
キャビロン(右)のは6cm×8.5cmで厚みが0.5mmくらい。四つ折りになってます。袋の中には布では吸収しきれないくらいたっぷり剥離液が入っているので、布の剥離液が足りなくなったとしても、袋の中に残ってる剥離液を追加で使うことができます(袋から布を出すときに剥離液をこぼさないよう注意)。
どちらが使いやすいかは人それぞれかもしれませんが、私はキャビロンかな。キャビロンの剥離剤は薄いので、指先にからめる(指先にかぶせる)ようにして使えるところが良いですね。
また、パウチを剥がした後、キャビロンの剥離剤の袋に残った剥離液をガーゼにたらして、皮膚に残ったノリを取ることができるので便利です。
ソープでパウチは剥がせるのか?
訪問看護の人と話をしてたら、「パウチを剥がすとき、剥離剤を使わないで、ソープで剥がす人もいますよ」という話を聞きました。
剥離剤は結構なお値段がするので、ソープで剥がせるならそのほうがいいな~と思って、私も試してみました。が・・・
・・・剥がれません・・・。
剥離剤と比べると、ぜんぜん剥がれませんヨ。私はあきらめました。
後日、前述の「ザ・マスター・オブ・パウチ交換」のところへ診察に行ったとき、マスターは剥離剤もソープも使わずに、姉のパウチを速攻でベリベリと剥がしてしまいました・・・。
わお。Σ( ̄口 ̄*)
シロウトが真似すると、皮膚を傷める可能性があるので注意しましょう。できるだけ優しく剥がしましょう。
なお、その次の診察に行ったときは、スプレータイプの剥離剤を使われていました。(前回は使ってるところを見落としただけかなぁ?)
ガーゼとキッチンタオル(キッチンペーパー)の値段を比較
以前、姉が入院してたとき、看護師さんに「ガーゼのかわりにキッチンタオルを使っても大丈夫ですか?」と聞いたら、「業者からまとめて買うガーゼのほうが安くつく」というお返事だったので、「そうなのかー」と思ってました。
でも、先日、訪問看護の方が、「ガーゼって値段が高いですよね。キッチンタオルでも大丈夫ですよ」と言ってました。
どっちの言うことが本当なのか、ちょっと調べてみました。
比較したガーゼはこちら。(20cm×20cm、200枚入)。業者から買うと1,200円(送料込)。アマゾンで1,152円(送料込)。アマゾンでは送料別なら530円で売ってる出品者もいますね。値段は2019年3月9日現在のものです。
比較したキッチンタオルはこちら。アマゾンで304円だけど送料が540円ほどかかる。近所のドラッグストアで買ったほうが安いかな? 値段は2019年3月9日現在のものです。
キッチンペーパーの1カット。これを四つ折りにすると・・・
一辺が約110mm。(物差しのメモリが見え難くてゴメンナサイ)
ソフキュアガーゼ(20cm×20cm)は最初から四つ折りになっている。その一辺は100mm。
ということで、ちょっと乱暴だけど(キッチンタオルの1カットのほうが少し大きいけど)、キッチンタオルの1カット=ソフキュアガーゼの1枚として比較します。
ソフキュアガーゼは近所のドラッグストアで買うのは困難と考えて、1,200円で計算してみる。(アマゾンで買おうとすると「医療従事者ですか?」みたいな問いかけがあるので、念のためアマゾンでは買えないと想定)
キッチンタオルは近所のドラッグストアで買えると想定して、304円で計算してみる。
(業者から購入)ソフキュアガーゼ 200枚で1,200円。つまり1枚が 1200/200 = 6円。
(近所で購入)キッチンタオル400カットが304円。つまり1カットが 304/400 = 0.76円。
断然、キッチンタオルのほうが安いですね。まぁ、水分を含ませて洗浄するときはガーゼのほうが使いやすい気がするけど。水分を拭きとるときはキッチンタオルでも十分かな? 使い分け方を研究してみたほうが良さそうですね。
ちなみに、キッチンタオルもネットで買うと想定すると・・・
(ネット購入)キッチンタオル400カットが304円+540円。つまり1カットが 844/400 = 2.11円。
まだキッチンタオルのほうがかなり安いですね。
ちなみに、ソフキュアガーゼを近所のドラッグストアで買えるとしたら・・・
(近所で購入)ソフキュアガーゼ 200枚で530円(?)。つまり1枚が 530/200 = 2.65円(?)くらいかな?
パウチを剥がすときのちょっとしたテクニック
最近、私がやってる剥がし方です。
下図が(姉の)お腹に貼りついてるパウチとします。オレンジ色のところが粘着質のところ。
まず、円の中心のほうは剥がさないように注意しながら外周をぐるっと剥がします。下図の灰色は剥がしたところをあらわしています。
そして最後に残ったところを手早く剥がして、すぐにパウチをビニール袋に密閉してしまえば、臭いがあまり気にならない・・・気がします。
他の人はどうやってるのかな。
パウチの穴の広げ方
ストーマの大きさは一定ではなく、ときどき大きくなったり小さくなったりするので、パウチを換えようとしたときに「あれ? 今日はパウチの穴におさまらない!」なんてこともあり得ます。
そういうときは、多少であればパウチの穴を広げることができます。
穴の広げ方を訪問看護師の方に聞いてみました。
パウチの穴を広げるときは、まず面板の接着面のフィルムを剥がして(下の写真はフィルムが付いたままですが実際には剥がします)、片手の手の平などにパウチを乗せて、もう一方の手の指をパウチの穴に入れて外側に開くように押し広げます。穴の円周に沿って指の位置を少しずつ変えながら均等に穴を広げてください。このとき、面板の接着面に(できるだけ)指を触れないように注意しましょう。
その後、処置方が変わりました
この記事を書いて、その後、姉が歩くことも立つこともできなくなったことをキカッケに(現在は歩けるようになりました)、私の処置方が変わりました。
まず、処置に必要なものは、ちょっと大きめのカゴの中にまとめて入れるようにしました。こうしておけば、家の中のどの部屋でもすぐに処置できますね。
次に、姉を座らせて処置(←病院で教えてもらったやり方)するのではなく、姉を寝かせて処置するようになりました。座らせて処置すると、洗浄液などがたれやすく、おなかにもしわが寄りやすくなりますが、寝かせて処置するとそういったことがあまり無いので楽です(念のため体の下にはゴミ出しに使う大きめのビニール袋とキッチンペーパーをひいてます)。また、姉もそのほうが楽なようです。寝かせて処置することに何か問題あるかを訪問看護の方に尋ねてみましたが、問題はないとのことでした。
その後、姉のストーマがだんだん柔らかくなってきたようで、姉を寝かせると(以前はミカンのような形に立体を保っていたストーマが)空気を抜いて潰れかけたボールのような形になり、上から見ると面積が以前より大きく見えるようになりました。
この場合、ストーマをそのままパウチの穴に入れようとしても入らないので、私は事前にパウチの穴を指で広げるようにしていました。
看護師さんにこの話をしたところ、(洗浄などは寝かせたままでやったとしても)パウチをつけるときは姉を椅子のようなものに座らせて少し後ろにのけぞらせ、姉におなかの肉を上にひっぱってもらえば(ストーマが立つので)パウチの穴に入れやすいのではないかということでした。
今度試してみるつもりです。
それから(自分が不快に感じることに対する)臭い対策のほうですが、やはり回数をこなしていくと、ほんの数秒程の臭いのために何か対策するほうが面倒になってきますね。マスクはするようにしていますが、それ以外の臭い対策はしなくなりました。
訪問看護師さんの処置のしかた
訪問看護師さんに来ていただいて姉のパウチを交換してもらうことも多くなりました。
現在、訪問看護師さんは次のような流れで処置してくれてるようです。
- 姉の血圧やら体温やら心音などをチェック、体調に変わりがないかヒアリング
- 姉をバスルームに連れていってシャワーを浴びせる(体や頭を洗う)。
このときパウチは付けたまま(シャワー中にうんちが出てくるかもしれないので)。 - 体をきれいにしたらバスルームに置いてある椅子に姉を座らせてパウチを外す
- ストーマ周辺をきれいに洗う
- お風呂を出て姉を椅子に座らせる
- 新しいパウチを付ける
姉のお風呂も兼ねているわけですが、こちらのほうがストーマ周辺を洗いやすいかもしれませんね。
オストメイト用のパンツを買ってみた
今年の夏になって、訪問看護師さんから、姉が付けているパウチの下のほう(排出口)と接している皮膚が荒れているという指摘を受けました。
どうやらパウチのビニール部分(?)と皮膚がこすれあって、皮膚が荒れてしまったようです。
対策として、最初は、パンツの(向かって見て)右上のほうを水平に切って穴をあけ、そこからパウチをパンツの外に出してみました。
でも、普通のパンツを水平に切ると、下側の生地がダラ~ンと下がってしまってあまり良い感じじゃないんですよね。
なので、最初からパウチ用の穴があけてあるパンツを買ってみました。
「ポケパン・布ハク LLサイズ」という商品(男性用)です。女性用はサイズが大きいのが無いので、あえて男性用を買いました。
- メーカー:村山
- 品番:51-1155
- 規格:LLサイズ
- 価格:2,376円(2019年9月2日現在)
パウチを出す穴は左右にありますが、商品が届いたときは両方ともかがり糸(ほつれないように留める糸)で閉じられています。
上の写真の(向かって)右側に穴が開いてますが、これは私が右側のかがり糸を切ったからです。
下の写真は、パウチを出す穴から「お薬手帳」を出しているところ。穴の幅が「お薬手帳」を出すのにちょうど良いくらいです。
このパンツには全面の左右にポケットも付いてます。
パウチをパンツの穴から出して使用するために買ったのですが、パンツのサイズが大きいせいか、姉が付けてるパウチの位置がパンツの中心のほうに少し寄る感じになるので、パウチを穴から出すのはちょっと無理がありました。
で、パンツの内側と外側をひっくりかえして、パンツをはいたときに内側にポケットがくるようにして、そこにパウチを収めるようにしています。そうすることで、パウチと皮膚がこすれるのを防ぐことができるものと期待しています。
その後、Lサイズを買い足しました。どうやらLサイズのほうが合っていたようです。