私のアトピー体験(2)発症から改善まで

私のアトピー体験(1)前提事項」を書いてからだいぶ時間が空いてしまいました。私にとって、いろいろな意味で気軽に書ける記事ではないので、腰が重かったからかも。

この記事は私のアトピー体験談です。

この記事「私のアトピー体験(2)発症から改善まで」では、私が社会人になってアトピーを発症してから現在に至るまで(症状が劇的に改善するまで)の約25年間(1993年くらい~2018年9月まで)の経緯を書いてみます。

目次

この記事をお読みになる際の注意点

まだ「私のアトピー体験(1)前提事項」を読んでいない方は、まず「私のアトピー体験(1)前提事項」を必ずお読みになってください(よくある責任回避の文言ですが)。

また、ありのままを書くつもりなので、少しグロい表現とお感じになることがあるかもしれません(炎症の状態を表現する場合等)が、ご了承ください。患部の写真は今のところ(必要性を感じないので)載せていません。

アトピー性皮膚炎の発症

私がまだ学生の頃、埼玉県に住んでいて、その頃の私はアトピー性皮膚炎ではありませんでした。

ただ、私が中学生の頃にはアレルギー性鼻炎のような症状が現れ始め、鼻水がなかなか止まらないので、大学生の頃には鼻炎の薬をよく飲んでいたことを覚えています。

私の子供の頃の食生活

私が小さい頃に父親が亡くなったので、母親は働きに出ていることが多く、私が小さい頃の食生活はかなりいい加減なものでした。駄菓子屋で買った添加物たっぷりのお菓子をたくさん食べていたし、お腹がすけばインスタントの袋ラーメンを茹でずに(スープの粉をかけて)そのままバリバリと食べていたことを覚えています。その他のジャンクフード(ファーストフード、インスタント食品、お菓子、菓子パン・・・)もよく食べていました。それでも実家を離れるまでは母親の手料理も食べていたのでまだ良かったのかもしれません・・・。

 

私が中学生か高校生になった生意気盛りの頃、母親から「もっとちゃんとしたものを食べないと・・・」とたしなめられたとき、「この飽食の時代にそんな心配いらないよ」と言い返したことを覚えています。それから何十年も経ってから私は自分が間違っていたことに気付くことになります。それにしても、こんなたわいのない会話を何十年も後になって思いだすというのも、また不思議なものですね。

20歳台前半になると、東京で働くため、実家を出て、東京の狭いアパートで一人暮らしを始めました。自炊はほとんどせず、食事はコンビニ弁当、外食、レトルト食品やカップラーメン等に頼ってました。ジャンクフードやお菓子も食べたいだけ食べていました。

東京で暮らし始めてから数年くらいでしょうか(今から25年ほど前)。ある頃から、足のかかとや足首のあたりに強いかゆみを感じるようになりました。かかとをガリガリ掻いていたのを覚えています。かゆみは日々強くなっていき、我慢できなくなってきたので、近くの薬屋さんでかゆみ止めの塗り薬を買って塗ることが多くなりました。薬を塗ってもまたすぐかゆくなるので、薬を使う頻度が増えていきます。何度もかゆみ止めの薬を買いにいくものだから、薬屋さんも気になったのか、「長期連用はしないでくださいね」とアドバイスしてくれたのを覚えています。しかし、私はあまり真剣には受け止めず、違う薬屋さんに行って購入したりして、そのかゆみ止めの薬を長い間使い続けました。それからずっとあとになって気付いたことですが、そのかゆみ止めの薬にはステロイドの成分が入っていました(市販薬なので弱いステロイドだったのでしょうけれど。ステロイド成分は、薬の有効成分表に「ステロイド」という名称で載ってるわけではないので注意しましょう)。

同じ頃、ときどき首の皮膚が荒れて赤くなることがあったのを覚えています。首が赤い状態でボーリングに行ったとき、「お酒を飲んでプレーはできません」と受付の人から注意を受けたのを覚えています(もちろんお酒は飲んでませんでした)。

かかとが先か、首が先か、よく覚えていませんが、それが私のアトピー性皮膚炎の始まりでした。

アレルギー性鼻炎からアトピー性皮膚炎へ?

この頃、まだアレルギー性鼻炎の薬を飲んでいましたが、それ以降に飲んでいた記憶が無いので、この頃からだんだん鼻炎は良くなっていたようです。しかし、それにとって代わるように、アトピー性皮膚炎が悪化していきました。

アトピーは遺伝するか?

アトピー性皮膚炎が遺伝性だと言う人もいるようですが、私の家族の誰もアトピーではありませんし、知る限り親戚にアトピーの人がいた記憶もありません。

後述の通り、私のアトピーを引き起こしたものは悪い食生活だったと考えています。これはあくまでもシロウトの私の想像でしかありませんが・・・親と子の食生活には多くの場合、強い類似性がありますから、その類似性から生じる結果を遺伝と勘違いしているとは考えられないでしょうか?
生まれて間もない子がアトピーになる事例にしても、親の食生活が体内にいる子に影響を与えているとは考えられないでしょうか? また、生まれて間もない子に植物油や動物の脂が入った加工食品(母親の母乳ではない牛乳またはその加工食品等を含む)を与えていないでしょうか?(油・脂・牛乳等については後述)。

 

(追記)その後、Wikipedia のアトピー性皮膚炎の記事に下記の記載を見つけました。

アトピー性皮膚炎のリスク排除の第一手段として乳児の完全母乳哺育が推奨されており、乳児の牛乳たんぱく質への暴露はその発症リスクの一因と考えられている

悪化が止まらない(1)

かかとのかゆみ(または首の赤らみ)から始まったアトピー性皮膚炎。やがて、かかとの皮膚はボロボロになって血や透明な(または黄色味を帯びた)液体が染み出てくるようになります。そして次第に、かかとの炎症が足の側面を帯状になって周り込むように足の指のほうに延びていき、炎症した皮膚が1ミリほどえぐれたようになっていきますが、それでも強いかゆみがおさまりません。靴下は血や滲出液でべっちょり濡れるようになります(別の時期には足首から先の全体がむくんで熱を帯びたような感覚がして靴を履いてるのが苦痛なこともありました)。

かかとから始まった炎症は、やがて足を登るように、ふくらはぎやヒザの裏に出始めます。夜寝ようとしても、ヒザの裏が(痒くて掻きすぎたため)ピリピリ痛くて仰向けでは眠れないことがありました。首の皮膚も荒れて赤くなる頻度が増えて、人に隠せなくなってきました。

もともと肌が弱い人がなる病気?

他のネット記事の中には、アトピーは「もともと肌が弱い(肌のバリアー機能が弱い、保湿力が弱い等)人がなる病気」というように説明している記事もあるようです。

でも、私は、もともと肌が弱いわけではありませんでした。社会人になってアトピーを発症するまで肌トラブルとは無縁でした。

子供の頃、ホコリだらけの空き家に友達と忍び込んで鼻の穴が真っ黒になるまで探検したり、砂場や沼地でドロドロに汚れるまで遊んだり、野原で寝転がったりしてました。猫や犬を飼っていた頃は、猫や犬に自分の顔や体をすりつけて可愛がり、キレイとはいえない川に入って遊んだし、学校のプールで泳いだし、部活ではビッショリ汗をかいて運動しました。学生時代に、何日もお風呂に入らなかった時期も(ほんの少しだけ)ありましたっけ。でも肌に異常が出たことはありませんでした。

「肌が弱い(?)から今どうする」というのはもちろん重要な課題ですが、私にとって真の問題は「どうして肌が弱く(?)なってしまったのか」ということでした。

ハウスダストが原因か?

既に書いたように、学生の頃にアレルギー性鼻炎だったので、その頃医者に行って検査してもらったら「ハウスダストにアレルギー反応を起こしている」と言われたことがありました。

ハウスダストとは、家の中のホコリ(衣類などの繊維クズ、ダニの死がい・フン、ペットの毛、花粉、カビ、etc.)のことですね。

アトピー性皮膚炎が発症してからも、ホコリっぽいところに行くとアトピーが悪化するような気がしたので、当時は「アトピーもハウスダストのせいかな?」と疑っていたときがあります。でも、今考えてみれば、本当の原因は別のところにあって(後述の通り、食生活)、ホコリはアトピー症状をより悪化させていたにすぎない気がします。アトピーが良くなった今は、ホコリっぽい所に行ってもアトピーが悪化したことはないと思います。

当時はアトピーの原因として「ダニ原因説」も有力視されていたので、私はダニ対策グッズを買って一生懸命掃除をしたものですが、アトピーは良くなりませんでした。

この頃は会社通いをしていたので、滲出液がダラダラと出る足に大きなタオルのようなものを巻いて紐のようなもので結び付けてその上からズボンをはいて通勤していたことを思い出します。会社での勤務中にも数時間おきくらいに強い痒みが襲ってくるので、そういうときはトイレに駆け込んで、トイレの個室の中でガリガリと痒い所を掻いたものでした。

炎症部位に私が使った軟膏

ちなみに、アトピーが発症して間もない頃は患部にワセリンや紫雲膏を塗ってた時期もありますが、ちょっとベタベタ感が強かったような気がしますね。後述の皮膚の強い乾燥が始まるまで、私が一番お世話になったのは下記のチェリメントAG軟膏かもしれません。

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ワセリンや紫雲膏よりはベタベタ感が少ないかも(?)しれませんが、炎症部分に塗るので、それなりの強さの粘り気はあります。気温が低いときは結構固めになりますね。

皮膚科の医者が信用できない

こうなってくるとさすがに皮膚科の医者を探して通い始めます。ところがどの医者に行っても信頼できるお医者さんに会えませんでした。

当時は私だけでなく、アトピー性皮膚炎になる人が世の中に増え始めていました。皮膚科のお医者さんの間でも治療法が分かっていないようでした。医者によって治療法はバラバラで、ネット上では「医者にステロイド漬けにされてひどく悪化した」というような情報があふれ、ステロイド薬の使用については盛んに議論されていました。当時、(ネットで情報を得ていた)患者側からステロイド薬は悪者にされていたと思います。(最近では、ステロイドを医者の指示に従って適切に使用するのは正しい、という方針に傾いているのでしょうか?)

ステロイドは悪なのか?

私はステロイドが「悪」とは思わないんですけど。ただ、ステロイドは諸刃の剣だと思っています。ちゃんとした(「ちゃんとした」の定義は難しい)お医者さんが適切に期間を区切って「ここぞ」というときに使えば良い結果が得られるのかな(?)と思うけど(後述の書籍『油を断てば・・・』の永田先生はこの考え方のようです。私は賛成も否定もしません)。ダラダラと使ってはいけないものですよね。使いどころが肝心なので、最後の手として取っておくべきようなものではないでしょうか。

 

私がアトピー性皮膚炎を発症して間もない頃、ステロイド否定派の皮膚科に通ったこともありました。そのお医者さんは「かかとにステロイド入りの薬を塗るのに使ったその右手の指にも将来アトピーが出るぞ」と言ってました(当時の私の手の指にアトピーは無かった)。そのお医者さんの予言通りに、やがて私の右手の指にもひどいアトピーが出ましたが、私が言いたいのはそこじゃありません。右手の指にアトピーが出た頃は、右手の指だけじゃなく左手の指にも出てたし、体のあちこちにもアトピーが出てましたからね。
私が言いたいのは、ほぼアトピーが治った現在、軽いアトピーがしつこく残っている部位が、過去にステロイド入りの薬を最も塗りたくった踵(かかと)と足の指のあたり、そして右手の指だということです。因果関係は分かりません。単にそこが治りにくい場所なのかもしれません。私のアトピーは踵周辺から始まったので(アトピーが治っていくときは悪くなる過程とは逆の順に良くなっていくという話もありますから)、踵については、またアトピー発症の頃に戻っただけなのかも。ただそういう事実はありますね。

 

ちなみに私はお医者さんからステロイド治療を受けたことはありません。ステロイド入りとは知らずに、市販のステロイド入りの塗り薬を使ったことはあります。

 

ひとつ確かなことは、ステロイド治療はあくまでもその場しのぎの対処療法ということ、ですよね。並行して根本的な原因の除去に努めなければ、ステロイドで一時的に良くなったとしても、いずれ再発する可能性が高いのではないでしょうか。

注意

この記事は、医学知識ゼロのシロウト(私)が自分の思っていることを書いているにすぎません。現在ステロイド治療を受けている方は、お医者さんに相談せず自分の判断でステロイドを急にやめたりすると危険らしいので注意してください。

信頼できなかったお医者さんA

しかし、それだけステロイドについて騒がれているにも関わらず、あるお医者さんは私の初めての診察でちょこっと会話しただけでいきなりステロイドの使用を決めました。このお医者さんは勉強不足なのか、世の中の情報に対してアンテナを張ってないのか、患者の気持ちになれないのかと不安になり、行くのをやめました。ちなみに、鼻毛がボーボーに生えてるお医者さんでした。あなたは笑って「それは関係ないでしょ」と言われるかもしれませんが、私にはそれが「自己管理能力に欠けており、相手に与える印象にも考えが及ばない人」だと思えたので、お医者さんとしての能力にも疑問を持ちました(他にも変なところがある医者だったんですが、長くなるので省略します)。

信頼できなかったお医者さんB

別の皮膚科のお医者さんは、患者をベルトコンベヤーに載せた荷物のように診察していました。患者と5秒会話したら「はい次の方」、また5秒会話して「はい次の方」。会話といっても、ほとんど医者のほうから一方的に言うだけで、積極的に患者の声を聞こうという姿勢は感じられません。そこには何度か通いましたが、私の皮膚の症状がちっともよくなってないのに、ベルトコンベヤー式の診察でロクに患部を見もせず「良くなってきましたね~」とか適当なことを言うので信頼できなくなり、行くのをやめました。

信頼できなかったお医者さんC

ある皮膚科のお医者さんは私に向かって「もう一生治らないんだから、アトピーと上手につきあっていかないとね」と言い放ちました。私は「この医者はダメだ」と思って通わなくなりました。「いつか治ってみせる。治ることを証明してやる」と思いました。

自分でなんとかするしかない、と思った

当時はネットでの情報検索を利用できるようになって間もない頃だったと思います。それ以前のように高額な専門書籍や大学等の講義に頼らなくても、ネット検索である程度の専門的な情報を得られるようになり始めた頃でした。アトピーに関しても、私がネットで得ていた最新の情報を知らない医者が多いようでした。

そのようなことが続いて、ネットの情報をみても(当時の)皮膚科の医者は頼れないという印象を受け、いろいろ思い迷った末に、「自分でなんとかするしかない」と思うようになりました。

MEMO

決して皮膚科のお医者さん全般を否定しているわけではありません。

当時の私が、残念ながら、私が信頼できるお医者さんに出会えなかったということです。

試せることは何でも試したが・・・

ネットで調べて、試せることは何でも試しました。ネット上には実に様々な情報があふれていました(20数年ほど前はこんな感じだったと思いますが今とあまり変わらないですかね?)。

  • 「ダニが原因です。このダニ駆除スプレーと、防ダニ布団と、ダニ用強力掃除機を買いませんか?」
  • 「空気中のホコリやカビ、ハウスダストのせいです。この空気清浄機とマスクはいかが?」
  • 「食品中の残留農薬がアトピーを起こします。この無農薬野菜を定期購入しましょう」
  • 「お使いの肌着や靴下が肌に悪い刺激を与えます。弊社開発の新素材の肌着と靴下をどうぞ」
  • 「金属アレルギーが原因です。歯の被せ物が原因かもしれません。少々高くなりますが、セラミックかインプラントを」
  • 「ストレスが原因。ストレス解消にはこちらの海外ツアーに申し込みを。それともこのレジャー用品買います?」
  • 「日本の高温多湿の風土がアトピーを起こします。ヨーロッパに移住しましょう」
  • 「もともと皮膚が弱い(乾燥しやすい・バリアー機能が弱い等)体質だからしかたないですね。この塗り薬を一生・・・」
  • 「肌には黄色ブドウ球菌という常在菌がいましてね。この消毒薬を・・・」
  • 「水道水が体に悪いんです。こちらの名水を・・・」
  • 「この浄水器を・・・」
  • 「このシャワーヘッドは・・・」
  • 「この石鹸とシャンプーを・・・」
  • 「この入浴剤を・・・」
  • 「この粉末をお風呂に・・・」
  • 「この温泉に入れば・・・」
  • 「このヨーグルトが・・・」
  • 「この飲み薬を・・・」
  • 「この漢方薬を・・・」
  • 「このサプリを・・・」
  • 「この塗り薬/油を・・・」
  • 「太陽の紫外線が・・・」
  • 「電波/電磁波の影響がですね・・・」

「アトピービジネス」という言葉が生まれ、私もその波の中に飲み込まれていきました。これらの情報が全て間違いだとか嘘だとか言うつもりはありませんよ。人によっては効果があるものもあるかもしれません。でも、これらのうち出来ることを全て試しても、私のアトピーは良くなりませんでした(試せなかったものは主に金銭的な面が理由)。

悪化が止まらない(2)

当時の私は、何を試してもアトピーの悪化を止めることができませんでした。

ときどき炎症が少し収まったかと思うとまた悪化したり、こっちの炎症が良くなったかと思ったらあっちの炎症が悪化したり(アトピーの炎症は「移動する」って言いますよね)、良くなったり悪くなったりを繰り返しつつも、全体としては次第に悪化していき、何年もの時間をかけながら、炎症は体のあちこちに広がっていきました。

最初の頃は、ヒザの裏、ヒジの裏、脇の下、首、おなか・・・。やはり皮膚の薄いところに炎症が出やすいですね。でもそのうち、ヒジも痒くなり、ヒジを掻いているうちに皮膚が厚くなってきて、まるで像の皮膚のようになったこともありました。そして、耳、ふくらはぎ、背中、おしり、腕、手首、内もも、指、ヒザ・・・と、ところ構わず炎症が起きるようになり、あっちこっちから血や滲出液が出てくるようになっていきました。(ただ、私の場合、顔・頭・陰部のあたりにはほとんど炎症がでませんでした。顔が少し赤っぽくなることはありましたが)

今から6~7年くらい前(2011~2012年くらい)でしたでしょうか。まだ会社通いをしてたときです。あるとき、両腕(手首から脇の下の手前あたりまで)にゾゾゾゾ~っという感じのアトピーが出て(長嶋茂雄的表現ですみません。まぁ、ひどい炎症ということです)ワイシャツの袖に触れるとチクチク痛くてしかたなかったので、耐え切れなくて会社の近くの薬屋さんに飛び込んで「チクチク痛くて仕事にならないんですけど。これに塗る薬ありませんか?」と腕を出したら、若い男性店員が「ギクッ」とした顔をして店長を呼んできて、店長が「いやぁ・・・これは・・・」「保証できませんけど」みたいなことを言って適当な塗り薬を売ってくれたことを覚えています。つまり、この頃になっても、アトピー対策はほとんど進んでいなかったということですね。
結局、チクチクの痛みをごまかすために(仕事に集中したいときなどは)ワイシャツの下で、腕に何本もの輪ゴムやゴムバンド的なもの(または下記のようなバンテージ)を巻いて締め付けてました(そうすると少しチクチクがやわらぎました)。何年か後には、同様の症状が太もものあたりにも出たので、同様にズボンの下で、下記のようなバンテージを使って締め付けていたことがありました。

真似する場合は、強く締め付けすぎて血の巡りが悪くならないよう注意してくださいね。

対処療法ではなく根本的に治したい

アトピー改善のために売られているモノ(サービスも含めて)は多いのですが、そのほとんどが(たとえ効果があったとしても)対処療法的なものですよね。結局、アトピーでない人なら必要としないはずのそれをず~~~っと続けていかなければならないというようなもの。そのお金もずっと払い続けなければならない。それでも、一時的にでも本当に楽になるならと藁にもすがる思いで使い続ける。でも治ってるわけじゃない。それのおかげか、それともアトピー自体の波のせいで一時的に良くなったように見えてるのか、分からない。私は根本的な原因を突き止めて、その原因を排除したいと思いました。

・・・誰だってそうですよね。

悪化が止まらない(3)

「こうすれば良くなる」という新しい情報を耳にすれば試す。けれど良くならず。悪化するアトピーをごまかし、ごまかし・・・なんとか、なんとか・・・やってきましたが、気が付けばアトピー発症からもう22年近く経過していました。「アトピービジネス」には随分と貢献してしまったかもしれません。

友人に旅行に誘われても、アトピー性皮膚炎の患部を見られたくないし、いつ猛烈な痒みに襲われるか分からず、家を離れることに不安があったので、断ってきたことが思いだされます。

つい数年前までは、電車で30分くらいの場所(目的地の駅から歩いて10分ほどの場所)へ行かなければならない用事があったとき、両ひざの裏がかゆくて痛くて滲出液がダラダラと出ていたので、両ひざにタオルをまきつけてゴムのようなもので結び(その上からズボンをはいて)タオルを滲出液でベチョベチョに濡らしながら、痛いのを我慢して必死に目的の場所まで歩いていたのを思い出します・・・書いてて気付いたのですが、この症状は前述した20年くらい前の症状と(あいかわらず)同じですね。。。でも炎症範囲はあの頃よりもずっと・・・体中に広がっていました。

手の全ての指にも炎症が出てきて、そのうち何本かは皮膚がボロボロで滲出液が止まらないので、布団を汚さないように指に包帯を巻きつけて寝るのですが、翌朝起きるときには滲出液が乾いて包帯がカチカチにくっついて取れないのに痒くて仕方ない。枕元には手首をガリガリ掻いた皮膚屑の山。布団の中にも皮膚屑。布団のあちこちには新しい血や滲出液のシミ。起床のたびに小型掃除機で皮膚屑を吸い取っていました(ひょっとしたらこの症状は、後述の好転反応の頃だったかもしれません)。

小型掃除機で皮膚屑を吸い終えたら、湯沸かし器からお湯を出して指にかけ、カチカチになった滲出液を溶かしながら包帯をはがしていました。アトピーの人は分かると思いますが、お湯のせいで異常な気持ちよさを感じる一方、はがすのが痛くて大変だったのを思い出します。

別の時期には、指の皮膚が乾いて指のあちこちがひび割れのように裂けるので、何をするにも痛くて非常に困りました。指の皮膚が裂けて痛いと「こんなに毎日の生活に支障があるんだ」と気付かされました。

まぁ、、、アトピーがひどかった話をし始めるとキリがないのでこのくらいにしておいて(参考になるのであればいくらでもお話しますが)・・・そろそろ、希望が見え始めたときのお話をしますね。

好転へのキッカケ

2冊のアトピー本との出会い

20年以上何を試してもダメだったので疲れてしまい、ここ何年かは新しいことを試そうという気力もありませんでした。しかし、また仕事に大きな支障が出るくらいに症状が悪化してきたのをキッカケに、「最近は良い方法が見つかったりしてないのかな~?」と思ってアトピーに関する本を探しました。

そのとき見つけたのがこの2冊です(もちろん他のアトピー関連本も読んでますが)。

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この2つの本に共通して書かれていたこと。それは「油(脂)」。「油(脂)の摂りすぎがアトピー性皮膚炎を引き起こしている」ということ。

これらの本に書かれているすべてのことに同意するわけではないのですが、「油(脂)の摂りすぎ」という考え方は今までの私にはありませんでした。思いもしなかった角度からの指摘。もちろん試したこともない。でも言われてみれば(本を読んでみれば)・・・思い当たることがありすぎる・・・。全くの盲点を突かれて

「あっ・・・!!」

と気付かされた気分でした。

どんな「あっ・・・!!」かというと

『うしおととら』の第五十四章「太陽に命とどくまで ~ 其ノ二 “最強の悪態”」(小学館コミック33巻/小学館文庫十八巻/テレビアニメ第37話)で、とらが「おまえとわしなら・・・どんな敵だってやっつけられる・・・あっ・・・」と気付いたときの「あっ・・・」です。まさに、あの「あっ・・・!!」。重く深い「あっ・・・!!」。

しつこかったですね、すみません。『うしおととら』を知らない方、すみません。『うしおととら』は名作ですよ。何度泣かされたことか。

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関係ありませんでしたね。すみません。商品リンクまで貼ってスミマセン。はい、ちょっとふざけました。話を戻しましょう。

とにかく、一筋の希望の光を感じたような、軽い興奮を覚えたような気がしました。

それに、それ以前に試していた方法の多くからはビジネスの匂いがしていたのと比較して、この方法はそんな匂いが全くしません(書籍代はかかりましたが)。お金をかけずにできるのですから試さない手はないでしょう。

注意

前述の2冊の本の内容を参考にして私が自分なりに解釈・咀嚼(そしゃく)したこと(そしてそれに基づいて実行したこと)をこの記事の一部として書いています。従って、この記事に書かれていることが必ずしも本の内容と一致するとは限らず、本の内容を網羅するものでもありません。

食用油(脂)の現状を知った

前述の本によって、現代人が食用油(脂)を過剰に摂取しやすい環境にいることに気付きました。

見えない油(脂)

食べやすい食感や満足感を人工的に作りだすために、加工食品には大量の油(脂)が混ぜられています(幼児・子供用の加工食品も同様)。これらの油(脂)の中には質の悪いものも少なからず存在するという話もあります。いずれにしろ、現代人は知らず知らずのうちに大量の油(脂)を摂取し過ぎているようです。

加工食品の「原材料」欄と「栄養成分表」をチェックする癖を付けましょう(加工食品の箱・袋の裏や側面などに書いてあります)。原材料欄には、使用されている量が多い順で材料が書かれています。あなたがよく食べているその加工食品の原材料欄にも「植物油脂」または何かの油(脂)が最初のほうに書かれていませんか?栄養成分表のところの「脂質」は何グラムと表示されてますか?

チェックし始めると「え、これにも油(脂)が混ぜられてるの?こんなにたくさん?」と驚くと思います。

MEMO

たとえば料理用の大さじ1杯がだいたい15gなので、原材料欄の脂質の量と比較してみてください。

料理用の大さじって結構大きいですよね。

我々は

  • 自然の食べ物にもともと含まれている油(脂)に加えて、
  • 料理のときなどに使われる「見える油(脂)」、そして更に、
  • 加工食品に含まれる「見えない油(脂)」

も摂取しています。1食分の加工食品の油(脂)はそれほど多くないとしても、油(脂)が混ぜられていない加工食品を見つけるほうが難しいくらいですから、現代の我々が知らず知らずのうちに摂取している油(脂)は想像以上の量になるかもしれません。

固まりやすい脂

牛や豚や鶏などの動物の体温は人間よりも高いことをご存知でしょうか。これらの動物の体の中では液状で存在している脂も、より体温が低い人間の体の中に摂取されると固まり始めるといいます。いわゆる「ドロドロ血」を引き起こしやすくなります。昔の日本人はたまにしか食べていなかった動物の肉を、近年の日本人は急速に大量に食べ始めました。体が対応しきれずに体調に異変を起こす人が増えても不思議ではないと思います。

過剰な油(脂)・有害な油(脂)に対する拒否反応

これは私の想像が混じった話ですが。

アトピー性皮膚炎の人は、太った人よりも細い人に多いと聞いています。私も細いほうです。太っている人は、体に余分な油(脂)を蓄えておく力がある。だから太るとも言える。細い人は蓄える力が弱いので、体の防衛本能が働いて、体にとって有害で余分なものを体の中から必死に追い出そうとしているとしたら・・・?

現代人は油(脂)中毒?

油(脂)は人の食欲を満足させやすい性質を持っています。

油(脂)が多いものを食べると、人は「おいしいものを食べた」と感じやすく、満足感を得やすいのです。

食欲を増進させる「サクッ」「ふわっ」「ジュワッ」「トロトロ」というような食感も、油(脂)を使って人工的に容易に作ることができます。

だから、食品メーカーは、加工食品に油(脂)を混ぜます。

昔は存在しなかったそんな加工食品が、今、あふれています。そして多くの人々がそれらの食べ物をやめられなくなっている・・・のではないでしょうか。

MEMO

更に、加工食品を作る過程でお米などが製造機械にくっつかないようにしたり、保湿や保存性を高めるために、油(脂)が使われることもあるそうです。

こういった、人工的に油(脂)を混ぜた加工食品は、1960年代にはほとんど存在していなかったと思います(あったとしても今と比べればとても少なかったはずです)。その後、世の中に油(脂)混じりの加工食品が爆発的に増えていきます。そんな加工食品が増えていく時期と、アトピーに苦しむ人が増え始めた時期が・・・重なっているのは偶然でしょうか?

 

食生活を変えようと決めた

早速、本に書かれていることを参考にして、食生活を変えてみることにしました。このとき2015年11月くらいだと思います(追記中のいま2018年9月末くらいなので3年ほど前)。

本には色々なことが書かれているわけですが、アトピー改善に向けての大黒柱は「油(脂)の摂りすぎ」に目を向けることだと思います。

私は、油(脂)を体の中に入れるのをできるだけやめてみることにしました。

油(脂)を摂りすぎないために

では油(脂)を摂りすぎないようにするにはどうすれば良いでしょうか。簡単に言うとこういうことです。

  • 動物の脂を体に入れない(四つ足の動物の肉を食べない、鶏の肉を食べない、卵や牛乳を摂らない。チーズ等の乳製品、ケーキやプリン等の卵が混ぜられている加工食品にも注意。原材料にバターやラードが含まれているものはダメ)
  • 植物の油を体に入れない(揚げ物、ファーストフード、インスタント食品、お菓子等の加工食品の油を体に入れない。たくさんの油が混ぜられているマヨネーズ等のドレッシングもダメ。油の多いナッツ等も控える。原材料にマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングが含まれるものはダメ。パンについては油が使われていないフランス食パン等を探してみると良い)
  • 植物油の例外として(例外の理由は後述)、
    • アマニ油(亜麻仁油)またはエゴマ油(荏胡麻油)(別名シソ油)は1日小さじ一杯程度(5~10cc程度)摂る(決して加熱しないこと。遮光瓶のものを買いましょう。開封したら冷蔵庫へ
      こちらの商品は両方とも遮光瓶が使われています(私が今でも飲み続けているものです)。
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    • オリーブオイル(加熱OK)は、アトピーにとっては良くも悪くもない油なので、必要なときは少量摂る(高カロリーなので摂りすぎないよう注意。開封後も常温保存)。

大雑把に言うと、上記の3点(4点?)ですね。そしてそのことをふまえて補足すると、

  • 外食は避ける(油(脂)がたくさん使われているので)。どうしても外食しないといけない場合は、和食(魚料理等)、蕎麦・うどん(揚げ物や卵のトッピングをしない)等にする。(オリーブオイルを使ったパスタならセーフ?でも摂りすぎは注意)
  • コンビニ弁当やスーパーのお弁当も同様の理由で、原則、避ける

ということになります。

油(脂)の名前
  • ラードとは、豚の脂肪組織から精製した食用油脂のこと
  • マーガリンとは、植物性油脂(または動物性油脂)を原料としてバターに似せて作った加工食品
  • ファットスプレッドとは、マーガリンの一種で、食用油脂の割合が80%未満のもの
  • ショートニングとは、マーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたもの
絶対に食べちゃダメなの?

油(脂)が含まれるものを絶対に食べないというのは、現実的には無理です(自然の食べ物にも含まれていますから)。それに、適切な量の油(脂)は体に必要なものです。

でも、「知らず知らずのうちに摂りすぎている」という点に注目して十分注意する必要があります。

アトピーが良くなってきたら、体の調子と相談しながら、たまには(肉とか、油・脂を含む加工食品だとしても)好きなものを食べても良いのではないでしょうか(どうしても食べたいのであれば)。私も、アトピーが良くなってからは、たまに少しだけですが食べることもあります。

 

でも、最初はできるだけ頑張って上記のものを食べないようにするか、控えたほうが良いと思います。ある程度アトピーが改善してからでないと、逆に「どれくらいなら食べても大丈夫なのか」が分かりにくいと思いますから。

その他の要因について

前述の2冊の本にはタンパク質の摂り過ぎについても触れられています。私の場合、肉(四つ足の動物と鶏)を避ければ脂はもちろん、過剰なタンパク質も避けられると思ったので、タンパク質についてはあまり意識しませんでした。(適量であれば体に良い魚や大豆製品でも、過剰な摂り過ぎは注意すべきということでしょう)

 

また、私はあまり気にしませんでしたが、『アトピーなんか・・・』では糖質の摂り過ぎについて、

『油を断てば・・・』では小麦やお米についても触れられています。

 

『アトピーなんか・・・』では、逆に、「植物油の不足」もアトピーの原因として触れられているのでちょっと混乱します。ですが、言いたいことは結局のところ「バランスが大切」ということなのでしょう。

 

私は自然の食べ物に含まれる油、そして毎日少量のアマニ油またはエゴマ油を摂っていれば十分と判断しました。

積極的に摂取すべきもの

それから逆に積極的に摂取すべきものとして、

  • 色々な種類の野菜(参考:毎日16~21種類以上の野菜を食べる)と海藻類、それから
  • 魚貝類をしっかり食べる(私は週に数回~、魚を食べています)
    魚はできれば青魚(サバ、イワシ、サンマ・・・)のほうが良さそうです。缶詰(油漬けではないもの)やお刺身でも OK。
    (魚を食べ慣れてない人はアレルギー症状が出る人もいるそうなので気をつけてください)

ということです。

オメガ3系とオメガ6系の油について

ここまでいろいろな油(脂)の名前(種類)が出てきたので、ちょっと簡単に整理してみましょう。

アトピーのことを調べているあなたならきっとオメガ3オメガ6という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか(またはすでにお詳しいかもしれません)。さっきテレビの「ためしてガッテン」で特集してるのを見て、この記事でもちょっとだけ触れておこうと思いました。

オメガ3系の油(脂)の例

毎日少量摂るのが良いとされているアマニ油やエゴマ油、そして魚の脂などはオメガ3系の油(脂)。

血液をサラサラにする効果があるとか。高血圧・心筋梗塞などを防ぐ効果もあるそうです。とは言っても過剰に摂りすぎると怪我をしたときに血が止まりにくくなったりして危険らしいので注意しましょう。

オメガ6系の油(脂)の例

四つ足の動物の肉に含まれる脂、鶏の脂、そして料理や加工食品などに使われている植物油(サラダ油、大豆油、コーン油、ゴマ油等)のほとんどがオメガ6系。

血液を凝固させる効果があるとか。オメガ6の油(脂)は意識して摂ろうとしなくても、普通に自然のものを食べるだけで十分摂取できるという話もあるようです。

オメガ3もオメガ6も体に必要な油

オメガ3もオメガ6も体内では作ることができない油(脂)で、どちらも体に必要な油(脂)だそうです。しかし、現代人はオメガ6系の油(脂)を知らず知らずのうちに摂りすぎてしまいやすい環境にいて、現代人は体内の油(脂)のバランスが崩れやすいそうです。

オメガ9系の油の例

ちなみにオリーブオイルはオメガ9系だそうです(オメガ9系は体内で作れる油とのこと)。

食生活を変えて私の体に起きたこと

油(脂)を控えてから1~2か月後

油(脂)をできるだけ体の中に入れないようにしてから1~2か月後(魚、少量のアマニ油またはエゴマ油は摂っていた)、私の体に起きたことは次の通りです。

  • 体重が6kgほど減った(おなかが引っ込んだ。ダイエットしたい方にもお勧めです)。
  • アトピー症状が少し良くなった。

私は驚くと共に喜びました。でも、喜ぶのはまだ早かったんです。

急激な悪化(好転反応)の始まり

できるだけ油(脂)を体の中に入れないようにしてから2か月を過ぎた頃でしょうか(魚、少量のアマニ油またはエゴマ油は摂っていた)。改善に向かっていたように思えるアトピーが急激に悪化し始めました。

でもこれは、予測していたことでした。

これまでのアトピー症状が長いほど、重いほど、アトピーが改善する過程で「好転反応」が高い確率で起きることを、本やネットの情報で知っていたからです。

好転反応とは

好転反応とは、病気等の症状が改善していく過程で、一時的に症状が悪化する現象を指します。(『油を断てば・・・』の永田先生は「噴き出し現象」と呼んでいます。漢方などでは「瞑眩(めんげん)反応」と呼ぶ。)

「一時的」とは言っても、それまでの症状が長いほど、重いほど、その反動も大きく期間も長くなる傾向があるようです。

アトピー性皮膚炎の場合、症状が改善に向かう過程で、体のあちこちに溜まっていた(こびりついていた?)毒素が離れ(はがれ)始め、それが一時的に体の中を巡るために、症状が悪化すると考えられているようです。

なお、好転反応が起きないままアトピー症状が改善する人もいるようです(アトピー症状が比較的軽い人の場合?)。

ただの悪化と好転反応の違い

アトピーに悩んでいる人にアトピー関連商品を買わせ続けるために、症状が悪化していても「それは好転反応」と嘘を言う人がいると聞きました(あるいは本当にそう思って言ってるのかもしれませんが)。残念なことです。

 

さて、ただの悪化と好転反応の見分け方はあるでしょうか? 私の経験に基づいたことを書いてみます。

 

「ただの悪化」は、みなさんもずっと経験してきたような症状のことでしょう。たとえば、膝の裏が良くなってきたと思ったら脇の下にアトピーが出始めたとか、いままでアトピーは首だけだったのに今度はお腹にも出てきたとか。または同じ部位のアトピーがより悪化したとか。

 

私の経験では(後述のように)「好転反応」の場合、アトピー症状が短期間の間に全身(過去にアトピーが出ていた部位のほとんど)に出始めます。それはまるで、体のどこかにこびりついていた毒素がはがれはじめて全身を巡っているようなイメージです。実は今(2019年1月)、この記事に書いた好転反応とは別の「ミニミニ(小さな小さな)好転反応」というようなものを経験しているのですが、それはごくごく軽い症状(他人から見たら冬の乾燥による軽い肌荒れ程度)ではあるものの、やはりほぼ全身に症状が出ています。このことについては(希望的観測ですが)近いうちに完治のご報告と一緒に追記させていただくつもりです。

アトピーは私の全身でどんどんその勢力範囲を広げていきました。まるで(まさに、と言うべきか)これまで体のどこかにこびり付いていたアトピーの原因物質が解き放たれて、血液(リンパ液?)の流れにのって体中に広がっていくようでした。私のほぼ全身の皮膚に、深紫色の毒々しい色素がゆっくりと広がっていきました(顔・頭・陰部は大丈夫だった)。お風呂に入って鏡を見たとき、違う肌の色の人種になったようにさえ思えて苦笑いしました。
┐(´∀`)┌ヤレヤレ ・・・って(笑うしかありません)。
私のようにある程度を越えた重いアトピーの人の好転反応では、これまで長年の間、体の各部に出たり引っ込んだりしていたアトピー症状が、まるで一度に再現されるように出てくることもあるらしく、私の場合はまさにそのようでした。

ただし、だいぶおどかしてしまったかもしれませんが、見た目のひどさと比べると、それほど辛くなかった(痒くなかった)ことは付け加えておいたほうが良いかもしれません。これもあらかじめ聞いていた話ですが、あくまでも改善に向かっているときの反動症状なので、見た目ほどは辛くないんだそうです(まぁ、それでも大変でしたけどね)。

そして、一方的に悪化するだけだったかというとそれもちょっと違っていたと思います。たとえば、

  • 今まで滲出液ばかり出ていたジュクジュクの患部の滲出液が少なくなり、以前よりも乾き気味になり、赤い血が目立つようになってきたとか、
  • いままでずっと熱っぽくてむくんだように感じていた足首から先が、冷えてむくみが取れたように感じることがあったり、
  • 炎症部位の悪化と改善のサイクルが短くなってきたように思えたり・・・

悪化の坂をころがり落ちていく中で、同時に、いままで経験しなかった(改善に向かおうとする)変化が体に起き始めたことも感じていました。

当たり前のことを当たり前にやる大切さ

たぶんこの頃だったと思いますが、アトピーについてネット検索して調べまわっていたある日、印象的な言葉に出会いました。

そこには、「当たり前のことを、毎日、当たり前にやる大切さ」が語られていました。「当たり前のこと」とは、

  • ちゃんとした食事を摂ること
  • お風呂に入ること
  • 十分な睡眠をとること
  • 歩くこと

そんな、昔からの日本人が毎日の生活の中でやってきた当たり前のこと。そのコツコツとした積み重ねが健康な体を作るんだと語られていたような記憶があります。それがキッカケで、毎日面倒がってシャワーだけで済ませていた私も、それ以来、湯船につかるようになりました。やがてウォーキングも始めました。

皮膚のチクチク

見た目のひどさほどではないにしても、それでもやはり、つらい日が続きました。じっとしているだけで、下着と触れる皮膚(主に首まわり、腕、太もものあたり)がチクチク痛い時期がありました。特にお風呂上りなどはチクチク痛くて不快で下着も着れません。冬は部屋中を暖房で暑いくらいにして、パンツだけはいてしのいだりしてました。そしてお酒を飲んで少し酔ってくると皮膚の感覚が鈍くなってくるので、その隙に下着やパジャマを着た記憶があります。

チクチクは改善の予兆?

アトピー性皮膚炎といえば、猛烈な痒みと、掻いた後に来る痛みの繰り返し。それが代表的な症状だと思います(乾燥症状もありますね)。ですが、それとはちょっと違って、改善に向かう途中で下着と触れる皮膚がチクチクと痛む時期があるようです。人によっては「剣山を押しあてられているよう」と表現する人もいるとか。私もそれを経験したわけですが、一説によるとそれはアトピーが改善に向かい始めた良い兆候と考えられるそうです。

ただし、私が食生活を改善する前、アトピーが悪化していく過程でも、腕などにこれと似たチクチクを体験したことがあるので、必ずしも改善の予兆と決めつけることはできないかもしれません。

アトピーにお酒はどうなの?

アトピーにお酒(アルコール)は良くない、というのが常識だと思います。確かに、お酒を飲むと、皮膚の炎症があるところが温まって熱くなってくる感覚があり、痒くなることが多いです。

同時に、お酒(アルコール)はアトピーの直接の原因ではないとも言われています。

でも、お酒はやめたほうが、たぶん、アトピーの治りは早いと思うので、私からもできればやめることをおすすめします。

私? 私は・・・結局やめませんでした(苦笑)。まぁ「私の真似をしないほうが良いですよ」と書いておきます。

過去のアトピー日記を調べてみたら、食生活を改善し始めてから数か月ほどでチクチクが始まっていたようです。そしてチクチクの強さの波はあるものの、約1年と数か月ほど続いていたようです。

チクチクの波が強い頃、床屋に行かなければならないことがあったんですが、拷問でした(ちょっと大袈裟かな)。床屋の椅子の上でじっとしてるのがつらいんです。じっとしてると、チクチクの刺激がだんだんたまってくる感覚があって、じっとしてると体の中の圧力が高まって体の中から皮膚が外側に向かって押されてくるような嫌な力を感じて、脂汗が出てくる感じです。それでも我慢してじっとしてると、神経が耐え切れなくなり、急に筋肉がビクン!となって、腕とか足とかが跳ね上がります。床屋ではそれを必死に抑えて、どこかをつねって気を紛らわせようとしたり、とにかく大変でした。

家にいて疲れて眠りたいときも、そんなふうに筋肉がビクン!と跳ね上がるので(ひどいときは10秒おきくらい? それが自分でもおかしくて笑えるくらいでした)、眠れたもんじゃありません。時々、電流が走るようにピリッ!と痛みが走ります。体を動かそうとすれば痛いし、滲出液で湿った下着が不快だし、この頃は寝そべったまま1日中なにもする気が起きませんでした。

皮膚の強い乾燥

チクチクの次に体に起きたことは、体中に起きる乾燥症状でした(これもあらかじめ聞いていたことですが。私にも起きました)。体中の皮膚が異常に乾燥するのです。乾燥するから皮膚が突っ張って裂けたりするので痛いです。この時期は、体につけるためのいろいろなクリームや油を買ってベタベタと付けてました(結構お金がかかりましたね)。皮膚がクリームや油でベタベタになった状態で下着を付けるのも気持ちが悪いものでした。そして、たくさんの油をつけるから、いつのまにか家の床にも油が移ってしまい、あちこちでツルツルとすべりやすくなってしまいました。また、お風呂でシャワーを浴びると体に付けた油がお風呂の床にもついてしまい、お風呂でもすべりやすくなってしまいました。転んで怪我をしないように十分に気をつけましょう。
首にも同様の症状が出て、痛いので横を向くのも大変でした。

体に塗る油を買っていた時期を調べたところ、2016年10月中旬~2017年5月の頭くらいまで。つまり(前述のように食生活の改善に取り組み始めたのが2015年11月の頭からなので)食生活の改善を始めてから約1年後に体中の肌が強い乾燥状態になり、それが半年ちょっと続いていたようです。

乾燥した皮膚に私が使ったクリーム、油

ちなみに、この頃、私は下記のようなクリームや油を使ってました。自分に合うものを探して使えば良いと思いますが、初めて使うものの場合、まず皮膚の薄いところに少量つけて半日とか1日程度(肌に異常が起きないか)様子を見たほうが良いと思います。

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TO-PLAN(トプラン)
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シアバター保湿クリームは少し黄色味がかったクリーム状(純粋なシアバターはもっと固い固形状だったと思います)。粘り気は中程度(少し強めかな)。皮膚につけたとき、他のクリームはヌル~ンという感触なのに比べて、これはごくわずかにザラザラ感(異物感?)があるような。言われないと分からないくらいのザラザラ感なのでそれは気にならないと思います。

 

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アロインス化粧品
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アロインスオーデクリームの粘り気は中程度。私が使った中では保水力が一番あったような気がしますが、その分、下着をつけたときに皮膚の上にクリームが残ってる感触(濡れてるような感触)がちょっと嫌だったかも。皮膚の乾燥がひどいときは、まずホホバオイルを塗ってからアロインオーデクリームを重ね塗りしてたこともありました。そのあと下着をつけると嫌な感触でしたが。

 

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井藤漢方製薬
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純馬油の現物が私の手元に残ってないので私が撮った写真は無いのですが、冬など気温が低いときは固形状に固まりますね。それを指でほじくるようにして使った記憶があります。油なので、肌に塗ると、クリームみたいに「肌の上に乗って残る」という感じはあまり無かったと思います。

 

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ジュン・コスメティック
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薬用 馬油配合クリームの粘り気は中程度(少し弱めかな)。純馬油のほうが良さそうなイメージと意見が多いかもしれませんが、私には純馬油の欠点(固まりやすいとか)を補ってくれて値段も安いので、後半はこちらをよく利用してたと思います。

 

ホホバオイルはその名の通り「油」なので、粘り気はほとんどありません。油断するとすぐ手のひらから垂れてきます(床などにつくとすべりやすくなるので注意)。ほとんど分からないくらいだけど、私は他のクリームと比べて少し刺激があるように感じたかも。でもよく使ってました。容器の頭をプッシュして油を出すときに床に飛ばないように注意しましょう。あと、冬など気温の低いところに置いておくと固まります。

 

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ユースキン
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ユースキンI は乾燥症状が治まってきてから使ってたかもしれません。今も少量ですが(足のかかとのあたりに)使ってます。ステロイド無配合なので安心して使えます。粘り気は中程度(少し弱めかな)。かゆみ止めの成分も「一応」入ってます。(アトピーの人の痒みに対しては焼け石に水程度の効果だと思うので「一応」です)

好転反応の乗り切り方

このように、大きな好転反応が起きる時期は大変かもしれません。もう少し楽にこの時期を乗り切れないものでしょうか?

私はやらなかったことなので無責任で申し訳ないのですが、2つの案があります。

  • 信頼できるお医者さんがいるならば:
    幸運にも信頼できるお医者さんを見つけることができた方は、相談してみると良いかもしれません。お医者さんと相談して、この時期だけステロイドを適切に使って乗り切るという方法もあるようです(『油を断てば・・・』の永田先生はこの考え方のようです。ステロイド使用の経過や結果については、私は使わなかったので、よく分かりませんが)。新薬の「デュピルマブ」も選択肢の1つになるかもしれません(この記事の最後のほうで少し触れています)。
  • 食生活をゆっくり変えていく:
    私は急に食生活を変えました。ある日を境に突然、油(脂)を制限しました。そういうやり方をすると好転反応の波も大きくなるという話を聞いたことがあります。もう少しゆっくり食生活を変えていくと、ひょっとしたら好転反応の波も小さくなるかもしれません(試したわけではないので全く保証はできませんが)。もちろん、それだけ、アトピーが改善するまでの時間も余分にかかるのだろうと思いますが。

会社通いの人は十分注意してください。可能な人は長期休暇を取ったほうが良い状態になるかもしれません。実際、症状が重い人は入院という選択をされる方もおられるようです。私の場合、この時期は在宅で仕事をしていたので、一人でもなんとか乗り切ることができました。

そして、そして、ついに、ついに、改善へ

心の中で「本当にアトピーは良くなるんだろうか?」という問いは常にあったと思います。「いったいどこまで悪化してしまうんだろう?」「ひょっとしたら間違ったことをしているんじゃないか?」という不安もありました。でも・・・

「いや。体に悪いことは何1つしていない。良いことしかしてないのに体にこういう反応が急に起きたのは、あらかじめ聞いていた好転反応としか思えない。いずれにしろ、体に良いことは続けるだけ」

そういう思いが、私を支えました。

そして、そんな嵐のような悪化の症状も、やがて、ゆっくり、いつのまにか、だんだんと・・・沈静化して改善に向かっていきました。

改善までの波

アトピー性皮膚炎は、悪い状態から良い状態にまっすぐ改善していくことはありません。悪化するときもそうだったはずですが、改善していくときも、「3歩進んで2歩下がる」のように、悪いときと良いときを波のように繰り返しながら次第に良くなっていきます。「良くなってきたと思ったらまた悪化した」と思って気を落とさないで、あせらないで、体に良い食生活を継続していくことが大切だと思います。

今の私の症状

「今」とは2018年9月です。

約25年ほど私を苦しめたアトピー症状からは解放されて、いまでは日常生活にまったく影響が無くなりました。

あれだけダラダラと滲出液を出し続けた皮膚、乾いて切れていた皮膚、おばけのようにただれた皮膚、固いブツブツが噴き出た皮膚、皮膚のカス(落屑)を量産していた患部・・・それらが今では健康な周囲の皮膚と同化してハリがあります。(炎症がひどかったところは、周りと比較して色が白くなっていたりもしますが)。

正直に言うと、実際にはまだ完全に治ったとは言えません。まだ右手の指の爪の根本あたりに小さなプツプツとした水泡が小さい範囲で数か所できることがあり、それは痒みがあり、掻いたり潰したりすると透明な液体が出ます。また、両足のかかとと指先のあたりには軽い炎症が残っていて(かさぶたのような状態が続いている)、日常生活には全く影響が無いのですが、お風呂でシャワーのお湯をあてると「気持ちいい」と「痒い」が混じり合ったような感覚があって、まだそこにわずかながらアトピーの残存勢力が潜んでいることが分かります(お風呂上りに一度だけユースキン I を足のかかとと指に少しだけつけていますが、それ以外の軟膏やクリームは使わなくなりました)。

しかし、長年苦しんできた症状からは解放されて、日常生活に影響しなくなったのは事実です。アトピーが発症してからこの約25年の中で、今が一番良い状態に間違いありません。

そして、もうあの頃のような症状には戻らない。悪いものはほとんど体から出て行った、という確信に近い思いがあります。

MEMO

2018年11月24日追記。

現在、右手もほぼ完治状態です。両足のかかとと両足の親指周辺にはかさぶたがしつこく残っているような状態(皮膚も少しかたい感じ)ですが、ここがキレイになれば正真正銘の完治と言えるでしょう。

ちなみに、この記事の最初のほうに書いたアレルギー性鼻炎も、現在では治っています。

食生活を正してからアトピー改善までに要した時間

私が食生活を見直してからここまで回復するのにどれほどの時間を要したのか?

Amazon で本を購入したときの記録を見ると、2015年11月と2016年4月に買ってることが分かりました。つまり、そこから現在(2018年9月半ば)まで3年弱、経っていることになります。ただし、今から6~7か月前には日常生活に問題ない程度まで良くなってるので、実質2年と数か月くらいと考えて良いと思います。

事前に得ていた情報で「油(脂)に気を付けた食生活では、長い人でも2年くらいでアトピーが良くなる」と聞いていたのですが、私はもうすぐ2年という時になってもまだ良くない状態だったので、「やっぱりダメなのかなぁ・・・」と弱気になったのを覚えています。でもそれからいつのまにかって感じですね。いつのまにか、治っていきました。

アトピー歴が長いほど、症状が重いほど、改善にも時間がかかるらしいです。でも、これまでの人生で体に悪いものをため込んできた年月(私の場合、小さい頃からいい加減な食生活をしてきたので40年以上?)を考えれば、回復にかかる「2~3年」が長いとは言えないかもしれません(過ぎたから言えることかもしれませんが・・・)。

結局、何が原因か?

人によっていろいろな原因があるかもしれません。その前提の上で、私を苦しめたアトピーの原因について言うならば、やはり

(正しくない)食生活

だと言えると思います。(記事の最初から「私の」結論を書いてるので「なにをいまさら」と言われるでしょうが ^^;)

もしもあなたがアトピー性皮膚炎に苦しんでいるのなら、次のことをチェックすることは無駄ではないと思います。

  • 外食が多くないか?
  • コンビニ弁当(またはそれに類するもの)をよく食べてないか?
  • 肉(牛・豚などの四つ足動物、鶏)を食べる頻度が多くないか?
  • 卵や乳製品を摂りすぎてないか?
  • ジャンクフード(ファーストフード、インスタント食品、お菓子、菓子パン、ケーキ、クッキー・・・)をよく食べてないか?
  • 好きなものばかり食べてないか?(食事が偏ってないか?)
  • 加工食品を買う前に(食べる前に)原材料や栄養成分表をちゃんとチェックしているか?
  • ちゃんとたくさんの種類の野菜をしっかり食べ、週に何度かは魚を食べているか?

これらの問いに思い当たることがあるのなら、すぐにでも食生活を見直しませんか?

仮にあなたのアトピーの原因が違うものだとしても、「正しい食生活」を試すことに躊躇することはないでしょう

「仕事が忙しくてそんな暇はない」という方。若いときの私ならそう言ったかもしれません。でも、そのおかげで、私は結局25年近くも苦しむことになりました。多くのチャンスを失いました。私と同じ間違いをしないでくださいね。

体はどうなっても目の前の仕事だけできれば良いというならば、私は何も言えません。でも、これからもずっと活躍したいのであれば、多少時間を割くことになったとしても、今すぐにでも食生活を見直してみることをおすすめします。

人生で健康よりも大切なことって、そんなに多くないはずですよね?

私のアトピー経過表

(2018年10月後半追記)

私のアトピーの経過を表にまとめてみました。まず私の人生の中のアトピー表(年単位)です。
私のこれまでの人生の約半分がアトピーで塗りつぶされてしまったことが分かりますね。

 

次に、食生活を改善してからのアトピー表(月単位)です。

アトピー体質は悪いことばかりではない?

MEMO

ここで言及している「アトピー体質」とは、「悪いものに対するセンサーが敏感な体質」という意味です。

いつ頃だったか、どこで読んだ記事かは覚えていませんが、私がアトピーで苦しんでいた頃、次のような主旨の言葉に出会いました(正確なテキストは覚えていません)。

アトピーになるような敏感な体質の人は、体にとって悪いものをいち早く察知できる体質の人であるとも言える。

悪いものに対する体のセンサーが非常に敏感だから、いつのまにか体に悪いものをため込み過ぎてしまうということが少ない。
それはつまり、いつのまにか命に関わるような病気になってしまうことも少ない、ということ。

悪いことばかり、というわけではないんだよ。

この言葉の信憑性は定かではありませんが、私が少し力付けられたこの言葉が、現在アトピーに苦しんでいる方の心の支えの足しになれば良いなと思って、紹介させていただきました。

(参考)10年ぶりの新薬「デュピルマブ」

今、テレビで「10年ぶりのアトピー用の新薬」のニュースを放映してました。(2018年11月23日深夜)

以前から話題になっていたようですが、すでに全国の皮膚科等で新薬による治療を受けられる状態になっているようですね(?)。

新薬の名前は「デュピルマブ」または商品名「デュピクセント」。

  • 2週間に一度の使用(注射のようです)
  • 副作用はほとんどなし(?)
  • 保険(3割)適用した上での値段が1回2万5千円くらい

ということは、一か月で5万円くらいか・・・。
高っ!(# ゚Д゚)

それに、どうやらステロイド等を使用しても効果がない場合に限り使用を許されるみたいだし、根本治療にはならない対処療法のようです。ステロイドの高級版って感じでしょうか。検索してみたらまだ問題となる点もありそうです。(参考サイト:医療用医薬品 : デュピクセント

選択肢が増えて、これで多くの人が楽になるのなら嬉しいことですが、庶民にとってこの値段は問題ですね。もっと安い値段で使用できるようになればいいんですが。。。

 

アトピー性皮膚炎に悩まされてる方が、一人でも多く、一刻も早く、その悩みから解放されますように。

私のアトピー体験(3)食事メニューの例」に続きます。(アトピー記事の一覧を表示したい場合はここをクリックまたはタップしてください)

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